電車内で頻発する傷害事件の発生を受け、東京メトロは8月15日から地下鉄車内のディスプレーを活用して乗客に非常用設備の使い方を伝える映像の放映を始めました。

 緊急時に乗務員への通報などができる非常用設備の使い方を説明する映像はおよそ15秒で、銀座線や半蔵門線など東京メトロの全ての車内ディスプレーで放映されます。初日は映像の放映開始に合わせ、報道陣を対象にした非常用設備の説明会が開かれました。

 放映されている映像では非常用ドアコックの操作方法や緊急時のホームドアの開け方、乗務員と通話できる非常通報器の使い方などを説明しています。東京メトロ安全・技術部の矢野嘉彦課長補佐は「どうしても乗務員は乗客よりも情報が遅くなる。まずは車内の非常通報器を押して、状況を乗務員に知らせてほしい」と話しています。

 東京メトロでは駅のホームにも係員を呼び出すインターホンを設置しているほか、訓練などを行って緊急時に備えているということです。