東京・葛飾からJリーグ入りを目指す南葛SCは9月25日、関東サッカーリーグの最終節を迎え、VONDS市原FCと対戦しました。しかし試合は0-1で破れ、関東リーグ1部1年目の試合を勝利で飾ることはできませんでした。

 関東リーグ1部はまだ全てのチームの試合が終わってはいませんが、南葛は最終節を終えて7位となっています。前期と後期を通じて18試合を戦い、4勝7敗7引き分けという結果となりました。リーグ戦を振り返って、森一哉監督は「(前期は)なかなか勝ち点を積み上げられなかったのが正直なところ。選手、スタッフたちはみんなよくやってくれた。(後期は)試合に出ている選手だけでなく、試合に出ている選手が頑張れるのは切磋琢磨(せっさたくま)している仲間がいるからプレーに全てつながっている。最後のところでしっかりと勝ち点が積み上げられたことは非常によかった」と統括しました。

 切磋琢磨できる仲間の存在や、チームを応援してくれるサポーターも大きな存在となりました。

 ファンの熱い思いを象徴する出来事がありました。南葛のホーム・葛飾区内に住む小学5年生の鈴木凜大君が夏休みの自由研究のテーマに選んだのは「南葛SC」でした。スケッチブック8枚にまとめ上げられた中身を見てみると、チームの概要や選手の特徴などが細かく記され、凜大君の独自の分析も書かれています。自由研究をまとめるに当たり、写真の許諾などを取るために凜大君がチームに連絡したところ、内容に感激したチーム側は凜大君が大ファンだという三原向平選手のサイン入りスパイクをプレゼントしました。凜大君は「うれし過ぎて、眠れなかった」と話しています。

 南葛SCは今後、10月に開催される全国社会人サッカー選手権大会への出場が決まっています。今季の目標としている「JFL昇格」のためには、この大会の上位3チームが出場できる全国地域サッカーチャンピオンズリーグで上位2チームに入る必要があります。