この冬に懸念される新型コロナウイルス感染症の“第8波”に備えて東京・墨田区は会見を開き、オミクロン株対応ワクチンの迅速な接種などについて発表しました。

 22万人を超える接種対象者のいる墨田区では9月28日から順次オミクロン株対応ワクチンの接種券の発送が始まり、10月1日から12歳以上の全ての区民を対象に接種が始まります。会見した墨田区の山本亨区長は「この冬はインフルエンザとの同時流行も懸念されている。区民に迅速かつ間違いなくワクチン接種を受けてもらい、第8波への備えを万全にするとともに、今後も安全安心を第一に社会経済活動の回復を目指して取り組んでいく」と述べました。接種加速へ向け、区役所や東京スカイツリーの施設など区内6カ所に集団接種会場を設けるなどして、年内に全ての希望者への接種を完了する予定だとしています。

 一方、現場の負担軽減のために9月26日から始まった「感染者の全数把握の簡略化」によって、第8波への対応が強化できるとしました。墨田区保健所の西塚至所長は「医療機関からの問い合わせが激減しているという点では、医療機関側と保健所側の負担軽減につながっている。負担が軽減されたので第8波に向けた外来医療体制を強化していて、検査体制の強化にも努めていきたい」と話しました。

<東京・江東区が太っ腹な経済支援策 最大4万8千円分のポイント還元>

 東京都内で9月28日に新たに確認された新型コロナの感染者は5327人で、3日ぶりに前週の同じ曜日を下回りました。また、新規感染者が1万人を下回るのは14日連続となっています。こうした中、東京・江東区が大規模な経済支援策を発表しました。

 10月1日から江東区が実施するのは、最大30%のキャッシュレス決済のポイント還元キャンペーンです。新型コロナや物価高騰などの影響を受けている店舗や区民生活を支援するためのものですが、中でも注目される点は“誰でも最大4万8000円相当の還元を受けることができる”ということです。この江東区の還元キャンペーンは2021年にも実施されていましたが2022年はパワーアップして、還元分の予算が前年のおよそ3倍となる「9億円」に、さらにキャッシュレス決済事業者も1社(PayPayのみ)から「4社」(auペイ・d払い・PayPay・楽天ペイ)に増えました。

 そしてこのキャンペーンの最大の目玉が、ポイント還元の上限が1つの事業者につき1回当たり3000円相当で、1万2000円相当まで還元されることです。つまり、4つの事業者からそれぞれ1万2000円相当の還元を受けてそれぞれの事業者で4万円分購入すれば、合わせて4万8000円分のポイントが還元されることになります。対象となる店舗は商店街を中心とする江東区内の594店舗で、対象の決済アプリを利用していれば江東区民以外も含め、誰でもポイント還元を受けることができます。

 10月に行われるこのキャンペーンには予算に限りがあるため、期間の途中でも終了となることがあるということです。早めに利用した方がいいかもしれません。