この1年、明るい話題を提供してくれた人たちなど“今年の顔”をモデルにした「変わり羽子板」が発表されました。

 変わり羽子板は台東区の人形メーカーが毎年、この時期に披露しているものです。今年=2022年のモデルにはもちろん、プロ野球・ヤクルトの村上宗隆選手が選ばれました。三冠王を表すという指3本も描かれ、流行語大賞となった「村神様」という言葉から後光が差すイメージで背景は金色になっています。スポーツ界からは他にも、メジャーリーグの大谷翔平選手が3回目のモデルに選ばれました。今年は投球している姿がモチーフで、マウンド上の躍動感が表現されています。また、全米女子アマチュアゴルフの大会を日本人として37年ぶりに制した日野市出身の馬場咲希選手の姿も羽子板に描かれ、17歳の若々しさが顔のつやに表れています。さらに、急きょ追加で作られたというのが、ワールドカップ日本代表の決勝トーナメント進出を記念した羽子板です。羽子板を制作した人形メーカー・久月の横山久俊社長は「羽子板は魔を打ち返すというところから魔よけの意味がある。また、末が広がっているので縁起物。その縁起物を見て、今年も1年いい年だったなと思ってもらいたい」と話しています。

 早速来店した客は「写真とかじゃなくて本当に一筆一筆きちんと描いて層になっている」「映像で見たことはあったが、実際に見ると本当にすごいと思いました」などと話していました。変わり羽子板は台東区の久月本店で12月8日まで展示された後、11都府県で順次展示される予定です。