将来、東京の交通問題を解消する手段として注目される「空飛ぶクルマ」が都内で初飛行しました。

プロペラを回転させながら大空に舞い上がった「空飛ぶクルマ」は5月17日、東京都の先端技術などを体験するイベント「SusHi Tech Tokyo」の一環として、都内初飛行の様子が公開されたものです。

飛んだのはアメリカのベンチャー企業が開発した1人乗り用のもので、約10メートルの高さまで浮上して旋回しました。自由に空を舞う空飛ぶクルマに、会場では一斉に写真を撮る人の姿が見られました。

見に来た人:「非常に便利だと思う。渋滞も非常にクリアになりますし。期待しています」「興奮しました。ちょっともう言葉にならない感じで。早く乗りたい」

東京都は道路の渋滞などの影響を受けないことから、2030年以降、物流業界などでの空飛ぶクルマの実用化を目指しています。空飛ぶクルマの飛行の様子は18日以降も無料で観覧できるということです。