Windows 10開発版に新しい日本語キーボードレイアウトが追加された。ひらがなが50音順に並んだ「50音タッチキーボード」だ。まだ多少の問題があるが、既知の問題に関しては、修正する取り組みが進められている。50音レイアウトは左上のギアアイコンから「50音」へ切り替えることで使うことができる。アルファベットや記号などもこのレイアウトに合わせてデザインされたものが使われている。

日本の場合、PCでは、いわゆる日本語キーボードまたは英語キーボードと呼ばれるキーボードが使われることが多い。アルファベットはQWERTY配列になっていることが多く、ローマ字入力が使われることが多い。日本語キーボードにはひらがなが刻印されており、かな入力を行うこともある。一般的にPCでは50音順にひらがなが刻印されたキーボードが使われることは少ない。

一方、車載ナビゲーションシステムや銀行のATM端末、各種券売機など、いわゆるキオスク端末に分類されるデバイスでは、日本語入力方式としてひらがなが50音順に並んだ配列のキードードが使われることが多い。50音順に並んだキーボードはどこにどのひらがなが配置されているのか簡単に理解でき、それほど苦労なく入力することが可能だ。高速に入力する用途で使われることは少ないが、多くのユーザーに対して操作を促すキーボードとして採用されることが多い。

50音タッチキーボードはWindows 10 Insider Preview Build 21364において導入された。今後、いずれかのタイミングでリテール版のWindows 10においても日本語の50音タッチキーボードが使用できるようになるものとみられる。