広報くっちゃん(北海道倶知安町)
令和4(2022)年11月号
■展覧会のお知らせ▼第1展示室
▽没後20年小川原脩展「私の中の原風景」part2
小川原脩没後20年にあたる今年、改めてその画業についての再評価や研究を重ねてきた成果を交えて、小川原作品の新たな魅力に迫ります。代表作「納屋」「群れ」「巓(てん)」を公開中です。
会期:開催中~11月27日(日)
▼第2展示室
▽倶知安高校100周年記念京極夏彦美術展 魑魅魍魎(ちみもうりょう)渦巻く京極夏彦の世界
倶知安高校卒業生の小説家・京極夏彦の「美術展」です。妖怪をモチーフとしたリトグラフ、掛け軸、貴重な高校時代の作品などが並びます。書斎フォトスポットもあります。どうぞお楽しみください。
会期:開催中~11月27日(日)
・「ようかいハント」ワークシート配布中
・毎週土曜日11時~ミニギャラリートーク開催
■アート・イベントのお知らせ
▼土曜サロン
▽大人の手しごと(16)「落ち葉スケッチ」
きれいに色づいた落ち葉や、味わいのある木の実などをスケッチしてお部屋に飾ってみませんか。
日時:11月19日(土)14時~16時
会場:ロビー(無料)
お相手:
・沼田絵美(学芸員)
・金澤逸子(学芸スタッフ)
定員:10名
※要予約、高校生以上、親子可
▽京都逍遥(しょうよう)(10)「王城を護った隠れ里」(前半)
三千院を中心とする大原の寺々。壮大な延暦寺を経て緑深い鞍馬(くらま)の山へと向かいます。
日時:11月26日(土)14時~14時45分
会場:映像ルーム(無料)
お相手:金澤逸子(学芸スタッフ)
▼ロビー展示
▽第15回絵画コンクール「ふるさとを描こう」作品展
絵画コンクールに応募のあった子どもたちの作品、全147点を展示します。
日時:11月3日(木・祝)~27日(日)
会場:ロビー
たくさんのご来館ありがとうございます
■現代アート
ピカソより普通にラッセンが好き、という方も多いかと思います。
20世紀半ばから現在までの美術を現代アートと呼びますが、特に絵画では画材や描画方法が多種多様となり、かなり先鋭的なものも多いです。そんな中、ラッセンは「マリンアート」といわれる、イルカやハワイの海などの風景をモチーフとしつつ、その大変カラフルな色づかいにより、特に版画の販売で人気が高い一方、世界でもっとも著名な近代画家の一人であるピカソは、年代ごとに大きく画風が変わり、難解な抽象画も多く、決して万人受けする画家では無いかと。
先日、札幌でラッセンと新進気鋭な日本の画家二人との合同美術展を観ました。画材、画法はそれこそ三者三様でしたが、版画販売もされる美術展だからか、どの作品もとてもきらびやか。まさに眼福でありました。…買えませんけどね。
館長 福原秀和(ふくはらひでかず)
文化の日(11月3日(木))は美術館・風土館観覧無料
■小川原脩記念美術館
【電話】0136-21-4141
観覧料:
・一般500円(400円)
・高校生300円(200円)
・小中学生100円(50円)
■倶知安風土館
【電話】0136-22-6631
観覧料:
・一般200円(100円)
・高校生以下、美術館観覧者無料
開館時間は16時30分まで
入館は9時~17時
※12日(土)は京極夏彦トークイベントのため美術館のみ12時以降一般観覧できません
※( )内は10名以上の団体料金
11月の休館日:
・毎週火曜日
・美術館 11月28日(月)~12月9日(金)
・風土館 11月28日(月)(展示替え)