広報URAHORO(北海道浦幌町)

令和3年5月号

■ワーケーション実証事業
▽ワーケーションとは
「ワーケーション」とは、「ワーク」(仕事)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語です。自然環境が豊かな地方やリゾート地などで働きながら休暇をとる、あるいは休暇を過ごしながら働くということで、今から約20年前、2000年ごろに米国で生まれた考え方です。これまではあまり広がっていませんでしたが、コロナ禍でにわかに脚光を浴びるようになりました。通信環境が整ってさえいればどこでも働ける利点から、新たな働き方・暮らし方・地方への関わり方として、都市部在住の企業人たちに注目を集めています。

▽『浦幌で行った3つのワーケーション実証事業』
ワーケーションは今後ニーズが高まってくると考えられます。令和2年度は、コロナ対策を万全に取りながら、「アウトドア推進協議会」「東武トップツアーズ」「リペリエンス」と連携し、浦幌で実現可能なワーケーションプログラムを開発し、実証事業を実施しました。以下、それぞれの事業を担当した方々からの報告です。

▽浦幌町アウトドア推進協議会
昨年から始まったワークキャンプを契機に、町民と企業人とで自然豊かな浦幌でもアウトドア×ワーケーションの環境整備を行いたい!と昨年11月、新たな町民有志も加わり浦幌町アウトドア推進協議会を設立。北海道の冬=寒いというのを逆手に取り、寒さの厳しい北海道の冬季間に屋外環境下での快適なワーケーション環境を提供する実証事業を先日行いました。豊かな環境で育った現代の若者にとって、面倒で手間がかかるアウトドアは非効率で非日常を体験でき、逆にそれが生きるを実感することにつながったようです。
また、実証により新たな課題及びターゲット層も発見できたことから、今後更に検討を重ね、ネクストコロナを見据えて、1人でも多くの方に浦幌の自然や地域の人々との交流を体験頂き、何度も訪れて頂ける環境整備を進めていきたいと考えています。
(浦幌町アウトドア推進協議会 北村昌俊)

▽キャンピングカーで密を避けた移動!浦幌でワーケーション体験!
浦幌町のいいところ、温かい人たち、おいしい食べ物をたくさん知ってもらいたい!と思い、今話題のwork(仕事)+vacation(休暇)を満喫できるワーケーション体験を浦幌町で実施しました。石狩、十勝、釧路管内から子どもを含め計11名のモニター体験者に集まっていただき、2月6日(土)から2月8日(月)の2泊3日で実施。札幌・帯広からは密を避けた移動ということでキャンピングカーを利用。宿泊は車内でもできますが、今回は留真温泉のコテージへ。work(仕事)はWi‐Fi環境の整備されたトコムロラボと複合施設FUTABAにて。vacation(休暇)はデジタル森林浴、酪農体験、スノーモービル体験などをし、食事も浦幌町内のレストランを満喫しました。参加者からは「浦幌町は初めて来たけど、来る前と印象が変わった」「地元の人がみんな温かくて、とてもいい町だと思った。友達とも来たいと思いました」「日常では体験できないことが盛りだくさんでとても楽しかったです」などの意見を頂きました。今後ワーケーションをきっかけに浦幌に興味を持ち、好きになってくれる人がまだまだ増えると嬉しいなと思います。
(東武トップツアーズ 熊谷香里)

▽ワーケーション実証事業
場所を選ばず仕事ができるようになってくると言われて久しいですが、浦幌町を暮らしの第2拠点として、道東・十勝の観光を楽しむような旅のスタイルができるようになると楽しくなりそうですよね!
今回の実証事業では、中長期のワーケーション滞在拠点としての可能性を検証することを目的に実証事業を行いました。旅先で仕事ができる方々をモニターとしてお呼びし、浦幌町で過ごしていただきました。アンケートでニーズ調査も行い、これから浦幌町でのワーケーションをアピールしていくためのポイントを探る機会となりました。
今後は、一次産業の体験や自然が作り出す幻想的な風景写真を撮ったり、そういった旅行スタイルを求める人に向けた情報発信をして、密にならない形で観光客を誘致していきたいなと思います。
(リペリエンス 小松輝)

■今後の展開について…
ワーケーション実証事業では、あらためて浦幌町の魅力やワーケーションを実施する地域としての有効性を確認できました。現在関わりを持ってくれているワークキャンプメンバーはじめ、多くの企業人へアプローチだけではなく、町内出身で現在都市部で働かれている出身者の方たちにも、発信していきたいと考えています。町との更なる連携をはかっていきながら、ネクストコロナを念頭に、浦幌町でできることを考えていきたいと思います。
問合せ先
一般社団法人十勝うらほろ樂舎
電話
015-576-3772
その他
担当:近江幹太・三宅草一朗 【HP】http://uragaku.or.jp 【FAX】015-576-3772