広報まるもり(宮城県丸森町)

令和3年6月号

冬の間、雪に埋もれて眠っていた草花も、春風にさらされ、野山の緑も日に日に色濃くなってきました。ゴールデンウィーク後半には、協和地区にある「さくらの森公園」でも桜が満開となり、6日には端野自治区のキャラクター「のんたくん」も公園に登場。来場した子どもたちやその家族は、一緒に写真撮影して楽しんでいました。桜とのんたくんのコラボは今回が初めてで、良い記念になった事でしょう。

さて今月は、5月5日から7日まで開催された「カタクリ観察会」の話題をお届けします。
この観察会は、「端野町歴史民俗資料館」と「NPO法人たんのカタクリと森の会」が、例年共同で開催していて、昨年はコロナウイルス感染対策で中止となり、2年ぶりの開催となりました。
端野自治区のカタクリは、北海道の東の分布限界に近い環境にあり、カタクリの群生地は北見市の文化財にも指定されています。カタクリは、花を咲かせるまで7~8年もかかる植物で、踏まれると枯れてしまうこともあります。カタクリ群生地の保護活動を「NPO法人たんのカタクリと森の会」が行っています。
群生地の場所は非公開としており、年1回開催される観察会でしか一般の方は見ることが出来ません。参加者は初めに、カタクリの保護の必要性などの話を聞き、現地では約20分かけて群生地を1周し、カタクリを踏みつけないように観察しました。
今後の保護活動により、皆が自由にカタクリを観察できる日が来ることを願っています。