ぐんま広報(群馬県)

2023年12月 No.415

■中期財政見通し
少子高齢化に伴う社会保障関係経費の増加など、地方財政を巡る環境は厳しさを増しています。こうした中で中・長期的な視点を持ち、持続可能な財政運営を行っていく必要があります。
そのため、県では中期財政見通しを作成し、現在の状態が継続した場合に、今後の県の財政がどうなるのかを推計しました。

▼群馬県中期財政見通し
○今後の財源不足の推計

県債発行の抑制によって、将来の返済額が減少することなどにより、6年度以降、大幅な財源不足は続くものの、改善傾向になっていく見込みです。

○積立基金の残高の推移

県の貯金にあたる基金について、4年度末には646億円を確保できました。前回(4年10月)の推計では、5年度までで基金が枯渇し、その後は足りない財源を埋めるための県債発行が必要な見込みでした。今回の推計では、少なくとも8年度までは基金を確保できる見通しとなっています。

○県債残高の推計

前回の推計では、県債残高は右肩上がりに増加する見込みでしたが、今回の推計では、右肩下がりに減少していく見込みとなっています。これは、基金を確保できたことで、足りない財源を埋めるための県債を発行する必要がないことによるものです。

○今後の対応
今後も社会保障関係経費は増加していく見込みであり、このまま財源不足が続けば、基金が減少していく傾向は変わりません。引き続き行財政改革を進め、財政の健全性の確保、財源不足額の解消を目指していきます。

(推計の考え方)…税収の水準や制度、県の判断で決定できる歳出(裁量的経費)の規模などが現在の水準で推移したものと仮定して推計

問合せ:県庁財政課
【電話】027-226-2098
※詳しくは、県ホームページ(本紙二次元コード)からご覧ください