広報さかえ(千葉県栄町)

令和3年6月号vol.825

■生食や加熱不足での食中毒
刺身など生食文化のある日本では、魚介類だけではなく牛肉や鶏肉でも十分火を通さず食べる人がいます。しかし、鮮度が良ければ安全であると勘違いしていたり、店が提供しているから問題ないと思って食べた結果、寄生虫や微生物に感染し食中毒を起こす場合があります。

□アニサキスによる食中毒
最近寄生虫による食中毒の1つであるアニサキス症が注目されています。アニサキスの幼虫が寄生した魚介を食べた後、その幼虫が胃壁や腸壁などにかみつき激しい痛みや嘔吐を起こすというものです。サバ、サケ、カツオ、イカなども感染源になります。
予防方法:
・生食を避ける、アニサキス幼虫がいないか目視で確認する。
・-20℃以下で24時間以上冷凍する、あるいは60℃以上で1分以上加熱する。
・購入後は速やかに内臓を取り除く。

□生や加熱不十分な食肉による食中毒
腸管出血性大腸菌(O157など)、カンピロバクター、サルモネラ菌などによる細菌性食中毒も食肉の生食や加熱不足が原因で感染するリスクが高いため注意が必要です。牛レバー及び豚の肉や内臓を生食用として販売・提供することは法律で禁止されています。鶏肉には生食用の基準はなく、すべて加熱調理を前提とし販売されています。生食用の基準に合った食肉であっても食中毒のリスクはゼロではありません。抵抗力の弱い子供や妊婦、高齢者などは食べることを控えたほうがよいでしょう。
また、生肉を扱う際は調理器具や他の食材に汚染がないようにしましょう。


問合せ先
消費生活相談(産業課内)
電話
0476-33-7713