広報えな(岐阜県恵那市)

2023年1月号 No.366

■謹賀新年
明けましておめでとうございます。
皆さま方におかれましては、ご健勝にて輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。日頃は、恵那市政の運営に格別なご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、一年を通じ新型コロナウイルス感染症対策やワクチン接種に対し、市民一丸となり取り組んでくださり、市民の皆さまには心から感謝を申し上げます。引き続き、基本的な感染防止対策の徹底に加え、ワクチン接種のご検討をお願いいたします。
市では、コロナ後を見据えた恵那市づくりの取り組みとして、根の上にアウトドア施設「保古グランピング」を整備した他、プレミアム付商品券の発行、全国山城サミットや嚶鳴(おうめい)フォーラムなどのイベントを行いました。今年も新型コロナウイルス感染症対策に加え、原油や物価の高騰に対し、気を緩めることなく機動的に対策を講じてまいります。
昨年6月、リニア中央新幹線長島トンネル新設工事の安全祈願式が行われ、工事が動き出しました。今年はリニアまちづくり構想に基づき、都市間連絡道路の都市計画決定や、スマートインターチェンジの整備に向けて取り組みます。加えて、昨年10月に着工式が行われた国道19号瑞浪恵那道路、新丸山ダム付替国道418号の整備など、将来に向けたまちづくりを着実に進めてまいります。
市は、国のSDGs(エスディージーズ)未来都市に、昨年5月に選定されました。持続可能な地域づくりに向け、脱炭素の取り組みとして、住宅用太陽光発電や、電気自動車の充給電システムなどの設置に対して支援するとともに、農産物の地消地産を推進します。
未来の恵那市を担う人づくりの取り組みとして、小中学校のGIGA(ギガ)スクールを推進し、併せてビジネスやICTスキルの向上のため、新しい学びの形を検討してまいります。
働く場の創出のため、積極的に企業誘致や市内企業の育成に努めます。
昨年に続き、世界ラリー選手権(WRC)や東海地域初となる全国発酵食品サミットを開催し、市の魅力発信と交流人口の増加に努めます。
今年も元気な恵那市づくりのため「はたらく」「たべる」「くらす」「まなぶ」に重点を置いた政策を推進してまいります。
皆さま方には、一層のご理解、ご協力をお願い申し上げますとともに、新しい年が市民全員にとって健やかで実り多い年でありますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

恵那市長 小坂喬峰