広報みのかも(岐阜県美濃加茂市)
令和5年5月号
市内各地で行われたイベントやまちの話題をお届けします。また、その他の話題はブログ「みのかも取材日記」(本紙掲載の二次元コード)でも紹介しています。
■3/22 伊深に新たな公園「いぶいぶひろば」が誕生
地域色豊かな公園が伊深の地にオープン
JAめぐみの伊深支店跡地を利用して整備した公園「いぶいぶひろば」が開園し、ほくぶ保育園の園児らによる除幕が行われました。
この公園は伊深まちづくり協議会を中心に「自然・文化と関わり多様性を育む」ことや「里山の景観に馴染む」ことを意識して整備し、ソヨゴやお茶の木を植栽しました。地域の新たな集いの場としての役割が期待されています。
■3/29 美濃加茂市消防団が「表彰旗」を受章
佐合消防団長が市長に受章を報告
市消防団が、日本消防協会から「表彰旗」を受章しました。
これは、同協会が全国に約2,200ある消防団の中から、「厳正な規律を保持し熟達した技能を有し、かつ、平素から消防の使命を達成することに努めており、他の規範となる消防団」の条件を満たす優良消防団に、「表彰旗」を授与しているもので、美濃加茂市では昭和53年に初めて受章して以来、2度目の受章となります。
この日は、佐合鋭司(さごうえいじ)市消防団長が市役所を訪れ、藤井浩人(ふじいひろと)市長に受章を報告。地域における消防団の役割について決意を新たにしました。
■3/30 社会医療法人厚生会中部国際医療センターと災害協定
地理的にも災害拠点の中心に
市と中部国際医療センターは、「災害時における施設利用に関する協定」を締結しました。
これは、市内で大規模災害が発生した場合、地理的に市の中心部に位置する同センターが、市の要請により施設駐車場を市に提供し、市が「救助活動拠点」および「物資搬入出拠点」として活用するものです。
これにより、在籍する専門医による傷病者の管理や、患者の搬送だけでなく、同じ場所で物資の搬入搬出拠点が展開できるようになり、大規模災害に対して、迅速な初動対応が可能となります。
■4/3 富士通Japan株式会社とデジタル化推進に向けた協定を締結
同社から2人のデジタル人材を受け入れ
市は、富士通Japan(ジャパン)株式会社(東京都)とデジタル化推進に向けた協定を締結しました。これにより同社から東海地区の自治体で初めて、2人のデジタル人材を受け入れました。
同社から派遣され、DX推進マネージャーとして配属された大國護智貴(おおくごともたか)さんと、地方創生推進担当として配属された大下智也(おおしたともや)さんには、任期満了までの2年間、DX推進での市民サービスの向上や持続可能なまちづくりを目指したスマートシティの実現、地域課題の解決などの職務を担っていただきます。
■4/4 新生児を対象とした「木育スタート事業」を開始
お子さんの成長に木の温もりを
市では、生まれてきた子供たちの健やかな成長を願うとともに、木材に触れる機会を創出するため、市に出生届を提出し、住民登録をした新生児などを対象に、今年度から県産材を活用した誕生祝い品を贈呈しています。
この日は、この事業で初めてとなる対象者に、藤井浩人市長がお祝いの言葉とともに直接木製品を手渡しました。
■4/8 歴史学者・津田左右吉の生誕150年を記念した企画展
津田少年の「おもひで」をひも解く
市出身の歴史学者・津田左右吉(つだそうきち)の生誕150年を記念し、文化の森で「『子どもの時のおもひで』を読み解く展」を開催しています。
今回の企画展では、津田少年が過ごした現在の下米田町での思い出をつづった『子どもの時のおもひで』を取り上げ、下米田の情景や経験が、その後の人生にどう影響したかについて考えるとともに、同書が内包する歴史資料としての側面にも迫っています。
現在、各種関連行事も行っていますので、詳しくは、文化の森ホームページ(本紙掲載の二次元コード)をご覧ください。