広報すその(静岡県裾野市)

令和3年10月号

新型コロナウイルスが変異し、全国的に感染拡大が続いています。
ワクチン接種が進んでいますが、ワクチンだけでは感染拡大を止めることはできません。自分の命・大切な人の命を守るため、感染対策の徹底をお願いします。

◆新型コロナウイルスは変異する
他のウイルスと同様、新型コロナウイルスも変異します。現在は、県内感染者のほとんどがデルタ株に感染しています。この他、アルファ株、ベータ株、ラムダ株などの変異株が存在しますが、今後も新たな変異株が発生する可能性もあります。感染力の強弱はありますが、どの変異株が流行しても基本的な感染対策を行って、感染を防ぐことが大切です。

◆ワクチン接種後も感染の恐れあり
全国的に新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、当市では、9月21日(火)時点で全市民の52%が2回の接種を終えました。ワクチン接種には、ウイルスに感染しても発症や重症化を防ぐなどの効果があります。しかしながら、ワクチン接種で感染を完全に防ぐことはできません。接種が完了しても感染する恐れがあることを心に留めて行動してください。

◆感染対策の基本
感染対策の3つの基本は、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いです。新型コロナウイルスの流行が長引いていますが、新しい生活様式を取り入れ、気を緩めずに対策をお願いします。

○新しい生活様式の実践例
・人との間隔は、2m以上空ける。
・飲食時の会話を控える。
・県外への不要不急の往来を控える。
・公共交通機関では、会話を控える。混んでいる時間帯は避ける。
・テレワークやローテーション勤務、時差出勤を行う。会議はオンラインを活用する。

○新型コロナウイルス感染症に関する情報
国や県、市のウェブサイトやニュースなどで感染に関する最新の情報を確認し、感染対策に役立ててください。
【HP】http://www.city.susono.shizuoka.jp/kenko/covid19/index.html

■新型コロナウイルスワクチン接種後も感染対策を
裾野市の新型コロナワクチン接種は、医療関係者、行政、ボランティアの協力で、かなり順調に進んでいます。県内で最も早く歯科医師が打ち手として参加し、接種が加速されました。
コロナウイルス感染症は、感染から3~4日後に上気道炎・嗅覚障害を発症し、感染から約10日後に呼吸器症状を発症します。デルタ株に感染すると発症が早くなり、発症から1週間で重症化します。
ワクチン接種後、抗体価は徐々に下がってきますが、接種後に感染するブレークスルー感染が起こってもほとんどの場合は重症化を免れます。死亡率は0.001%未満です。しかし、感染や発症せず、ウイルスを保有していることに気づかずにばらまいてしまう可能性があります。マスクなしでの会話や3密な行動を避け、引き続き感染対策をお願いします。

沼津医師会理事
医療法人社団健樹会 杉山医院
院長 杉山茂樹さん

問合せ:健康推進課
【電話】055-992-5711