広報まいづる(京都府舞鶴市)

2021年1月号 Vol.1019

小さい頃に思い描いた「将来なりたい職業」は覚えていますか?
令和元年「小学生白書」(学研教育総合研究所)によると将来なりたい職業ランキングは、1位パティシエ、2位YouTuberなどのネット配信者、3位医師(歯科医師を含む)、4位プロサッカー選手、5位プロ野球選手でした。平成元年では、1位保育士・幼稚園教諭、2位プロ野球選手、3位小・中・高校の先生、4位一般サラリーマン、5位プロ野球選手以外のスポーツ選手。約30年の間に職業に対する価値観が変化していることが分かります。
多様化する「職」。あなたはどのような選び方をしますか?好きなことを仕事にする、高い収入を求める、プライベートを重視する、選び方は人それぞれです。また「この仕事がしたい」という強い思いに対してどのような支援があるのでしょうか。価値観や個人の得手不得手を考慮した助言や支援をしてくれる窓口があります。

では、舞鶴にはどんな仕事や支援があるのでしょうか。知っている情報は選択の幅を広げ、自らを助けてくれます。仕事は人生の中で大きな選択のひとつです。そんな大きな選択を支援する窓口や働く場について一緒に学んでいきましょう。

担当:産業創造・雇用促進課

■舞鶴の有効求人倍率
求職者(仕事を探している人)にとって現在、どれだけ仕事があるかを表す数値として「有効求人倍率」があります。有効求人倍率とは、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数値で「就職のしやすさ」の目安となる指標です。例えば、求職者100人に対して求人が200件あるとき、有効求人倍率は2・0倍です。
人手が足りず、多くの企業が積極的に求人募集をしているときは、有効求人倍率は1を上回り、数値が大きいほど「就職しやすい」傾向にあります。

[図(1)]有効求人倍率の推移(全国・京都・舞鶴)

有効求人倍率の推移を図(1)のグラフで見てみると、リーマンショックの影響があった平成21年度の有効求人倍率が0・45倍(全国・年度平均)であったのに対し、令和元年度には1・56倍まで回復し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている現在でも1・11倍(4~10月の平均)と1倍以上を維持。さらに舞鶴市では、1・32倍と全国平均よりも高い求人倍率を示していることから「より就職しやすい」まちであると言えます。

[図(2)]業種別求人・求職バランスシート(令和2年10月・フルタイム)



ただし、図(2)のグラフでも分かるように、全体として高い求人倍率を維持しているものの、業種によっては大きな差があり、比較的人気の高い事務職などの職業は求職者数に対して求人が少ないため、0・4倍と低い値です。逆に建設業などの職業は求人倍率が10・2倍と非常に高く深刻な人手不足の状態にあることを表しています。