広報「ふるさと香美」(兵庫県香美町)

第188号(令和2年11月号)

香美町障害者地域自立支援協議会の生活・しごとグループでは、障害の有無などに関わりなく暮らしやすいユニバーサル社会の理念のもと、障害者の暮らしについて、地域の実態や課題などを把握するために情報収集をし、課題解決に向けて継続して取り組んでいます。
ここでは、障害者雇用に取り組む企業を紹介します。
今回は聴覚障害のある従業員を雇用する「(株)日本海フーズ」にお話を聞きました。

■「なくてはならない存在です
障害者雇用に取り組む、(株)日本海フーズの担当者にお話を伺いました。

Q.会社の紹介をお願いします。
A.年間を通してノリの佃煮、春のホタルイカのシーズンは、ホタルイカのしょうゆ漬け、秋から冬のシーズンはカニみそを製造しています。

Q.障害者雇用のきっかけは何ですか。
A.2年前にハローワークと但馬障害者就業・生活支援センター「リンク」からの紹介で障害者を受け入れたことがきっかけです。
その後「地域との連携に力を入れていこう」という社長の想いで、地元住民の障害者雇用を進めました。

Q.実際に雇用してみた感想は。
A.雇用して2年くらいになります。最初、専属の指導員が仕事を教えていましたが、仕事を覚えるのも早く、精勤に従事していたことから安心しました。そして現在は、任せたことをきっちりでき、会社になくてはならない存在となりました。私は彼を大切な戦力として信頼しています。
今後は、ホタルイカのしょうゆ漬けも任せていこうかと考えています。
また、雇用する前の話し合いや雇用した後の振り返りなどの重要な場面にはハローワークの手話通訳者が来てくれました。
ときに体の不調による不安もありましたが、徐々に仕事の雰囲気にも慣れ、仲間とも仲良くなりました。
今では、忘年会でカラオケなどにも挑戦するなど、職場のみんなと打ち解けています。

■「今の仕事を継続して頑張りたい」
従業員の40代男性(勤続2年)にもお話を伺いました。

Q.どのような仕事をしていますか。
A.工場はノリの佃煮、カニみそ、ホタルイカのしょうゆ漬けを製造していて、私は佃煮を製造するためのノリの洗浄を行っています。洗浄用の機械のフィルターに、異物があれば引っかかりますので、それを手作業により、除去しています。特に大変なのは、フィルターで通過してしまう、細かいナイロンの除去作業です。通過してしまった異物も手で取り除きます。
夏は暑いけど、少しずつ頑張っています。

Q.将来の夢は何ですか。
A.将来のことは、まだわかりません。今の仕事を継続して、一生懸命に頑張りたいと思っています。

問合せ先
役場福祉課