広報よしの(奈良県吉野町)

2021年1月号 No.986

◆暮らす人が輝き、感動を生む「ワクワク・ドキドキ」したまちづくりを目指して!
吉野町長 中井章太
新年あけましておめでとうごいます。町民の皆様には、お健やかに新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
まずは昨年2月22日に吉野町長として就任以来、町政運営に対しまして、深いご理解とご協力を賜り心から感謝申し上げます。昨年を振り返りますと、未だに終息が見えない新型コロナウィルス感染症と向き合いながらの一年であったように感じております。誰もが未だ経験したことのない感染症の影響が長引く中で、町民の皆様におかれましても、経済的な悩みや不安、あるいは、健康維持、介護や育児の心配事など、様々に複雑な心境で、感染症の早期収束を願い日々の生活を過ごしてこられたことと思います。このコロナ禍での町民の皆さまの健康と暮らしを守るための町独自の支援策として、国のコロナ対策臨時交付金を活用して、水道基本料金の減免(令和3年3月まで)、インフルエンザ予防接種費用助成、吉野町出産支援特別定額給付金、企業応援補助金など、生活支援から経済対策まで、バランスも重視したコロナ対策支援諸事業を講じてまいりました。
本年は、現在、建設を進めている吉野町小中一貫教育校の新しい小学校校舎が竣工する予定です。また、まちの将来像を描く第5次総合計画がスタートする年でもあります。新しい総合計画のもとで、コロナ禍で気づかされた地域資源(自然・歴史・産業・人など)の再発見、掘り起こしをはじめ、先人が築いてくれた資源の再生を図り、「心が豊かになるまち吉野町」をめざした施策を展開してまいります。具体的には、安心して暮らし続けるための新たな交通体系を整備するため、今のスマイルバス運行と並行して、AIを活用したデマンド交通システムの実証実験運行を予定しています。また、ウィズコロナ、アフターコロナの状況下における「新たな生活様式」を踏まえ、地域資源を生かした新たな観光スタイルの構築や、昨年開催したミニ町政座談会などの語り合いの場を通じて、未来に繋ぐ信頼関係を構築しながら、「選択と集中」を基本姿勢とした諸事業に取り組みます。
結びにあたり、町民の皆様一人一人が輝く一年になりますことを祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

◆人の温もりと知恵で新たな未来を
吉野町議会議長 薮坂眞佐
新年あけましておめでとうございます。2021年、令和3年の幕開けをお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。念頭に当たり、町議会を代表して一言ご挨拶と感謝を述べさせていただきます。
2020年は、新型コロナウイルスに開け、コロナで幕を閉じました。かつてない世界規模の人類の試練と向き合った1年間。試行錯誤が繰り返され「正しく恐れよ」の言葉の下「かからない努力・うつさない努力」で、多くの吉野町民がマスクをつけ、消毒をすることを日常としてまいりました。河川敷キャンプの県外ナンバーの方達とは一線を画すまじめで真摯な姿勢に誇りを感じました。ありがたいことです。
町当局及び議会は、5月臨時議会を始めとして毎月臨時議会や委員会を開き、コロナ対策の予算をつけるために奮闘してまいりました。常に全会一致で、命と暮らしと安心を守るための予算や条例を可決し、12月議会時点でその数は、49の事業や給付金に至っております。新年も自粛生活は、避けられない。だからこそ、今できる吉野町の未来図を町民の皆さんの力で描こうではありませんか。
・公共交通充実のために、運行時間内であればいつでも予約でき、目的地への最短経路計画をシステムが作成・運行するデマンド交通を7月から無償実証運行予定。2021年度は、現行のスマイルバス(有償)と併用。
・オンライン環境の充実で、子ども達の学びや妊産婦さんの不安解消相談など、夢が広がる取り組み等が予算化済。
まだまだ課題も残っていますが、吉野町民の知恵とパワーで乗り越えられると確信しています。「一般ごみ処理あり方検討委員会」「自治協等の獣害対策」等、住民が主人公の吉野町が動き始めています。困難な時代に頑張っている子どもたち、受験や就活中の若者たちにエールを送り、今年こそ、コロナの収束を迎え、マスクを外して安心して出かけられる年・コロナを乗り越えた新しい記念すべき年になるよう期待を込めて新年の挨拶とさせていただきます。