広報大野城(福岡県大野城市)

令和3年6月1日号

市は、2月に地球温暖化を防止するために2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティ大野城宣言をしました。
人の活動による大量に排出された二酸化炭素(温暖化効果ガス)によりさまざまな環境に影響を与えています。
緊急の課題となっている環境問題について認識を深め、私たちの行動や選択の在り方を見直しましょう。

◆生物多様性の危機
地球には約3000万種類の生き物がいて、人間を含む生き物すべてが関わり合うことを「生物多様性」といいます。
例えば、里山(森林)は地球温暖化の原因である二酸化炭素を吸収し、自然災害から私たちを守ってくれます。
国が2013年に公表した絶滅が確認された生き物の数は3597種で、2007年から442種も増加しています。市の花「キキョウ」も絶滅の危険が増しています(絶滅危惧(II))。

▽私たちにできること
・地元で取れたものや旬のものを味わう
・エコラベルなどの環境に優しい商品を選ぶ
・自然にふれて素晴らしさや季節の移り変わりを感じてみる など
・自然や生き物の観察会、保護活動への参加 など

◆気候変動による異常気象
地球温暖化により、平均気温の上昇が急速に進んでいます。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告では、2017年時点で約1.0°Cとなり、このままだと4.8°C上昇するとの指摘もあります。その結果、日本も0.7メートル海面が上昇し、83%の砂浜の消失や集中豪雨などの自然災害の甚大化が予測されます。
気候変動については、元の状況に戻ることはないので、その緩和策や適応策が大切になります。

▽私たちにできること
・エコな移動手段を使う(緩和策)
・こまめに電気を消す(緩和策)
・服装や空調の調整に心がける(適応策)
・災害に備え防災グッズを備えておく(適応策) など

◆プラスチックごみによる海洋汚染
海に囲まれた日本。全国で回収した漂着ごみは約3万トン(2016年)。なかでも、プラスチックごみが最も多くなっています。その多くは国内から出たものです。
ペットボトルやビニール袋などのプラスチックごみが、海の生き物に悪影響を与えています。今後も海に流れ込むプラスチックごみが増えれば、2050年には海のプラスチックごみが魚の量を上回る予測もあります。
日本の周辺海域のマイクロプラスチックの濃度は、世界平均の27倍との報告もあります。

・漂着ごみ…海岸にうちあげられたごみ。大きな木や海草に交じって、生活ごみや漁具などが漂着している。
・漂流ごみ…水面や水中に浮遊しているごみ。風や海流、潮流によって遠くまで運ばれることもある。
・海底ごみ…海底に沈んでしまったごみ。漁具や缶・瓶だけでなく、レジ袋なども沈んでいる。
(出典 政府広報オンライン)

▽私たちにできること
・マイバックやマイボトルを持つ
・ごみになるものを使わない など
問合せ先
環境・最終処分場対策課環境政策担当
電話
092-580-1886