たく日和(市報たく)(佐賀県多久市)

令和3年6月号

■「子は社会で育てる」
「ちょっとしたお祭り騒ぎですよ、今」と、語られるその方がお住まいの地域から、何年振りかに学校へ通う子がこの春から一人いたのです。それが嬉しくて、地域を挙げて安全に通えるように準備を整えてくださいました。スクールバスが脱輪しないように、側溝の蓋を市役所から現物支給してもらって蓋をしてくださいました。スクールバスがUターンしやすいように、草も払ってくださいました。「垂れたり倒れたりして、通行の妨げになるような枝とかも、できる限り自分たちで対応しますよ」。
地域のみなさまのご厚意に、目頭が熱くなりました。素晴らしい地域の絆、そして、何と羨ましい子育て環境。その子にとって、近所で子どもは自分ひとりかもしれませんが、地域のみなさまが、まなざしや声かけで見守ってくださるでしょう。
〝子は社会で育てる〟
地域のみなさまへの感謝を噛みしめた新学期の始まり。ありがとうございます。

教育長 田原優子(たばる ゆうこ)