広報とくのしま(鹿児島県徳之島町)

令和4年12月号

■保険代理業3社、町へ電動車いす5台を贈呈
町役場で10月14日、高齢者や障がい者用電動車いすの贈呈式がありました。電動車いすを贈呈していただいたのは、(株)ゆいわーく(本社・東京都杉並区、吉本英代代表取締役)、(有)盛保険事務所(本社・本町亀津、盛勇樹代表取締役)、奄美産商(株)(本社・奄美市、萩原悦子代表取締役)の3社。贈呈式ではゆいわーく代表取締役の吉本氏(徳之島町出身)が代表し、今年度贈呈の2台、次年度以降に贈る1台ずつ計5台の目録を高岡町長へ手渡しました。

■亀津浜踊り保存会、県民文化フェスタへ出演
「県民文化フェスタinあまみ2022」が10月16日、奄美市名瀬の奄美文化センターで開催され、本町から亀津浜踊り保存会が出演しました。同フェスタが奄美群島で開催されるのは今回が初となり、会場には800人以上が来場。ステージでは亀津浜踊り保存会を含め、群島各地から10団体が参加し伝統芸能を披露しました。コロナ禍が続き亀津浜踊りを披露する機会が減る中、同保存会の皆さんは生き生きと歌い踊り、会場からは大きな拍手が送られました。

■徳之島3町合同で水中遺跡シンポジウム開催
徳之島3町合同の水中遺跡シンポジウム「海の中(うんな~)、こんなになってるっちょっ!!!~海の中にしずむ、いせきを知ろう~」が10月22日、伊仙町のほーらい館で開催されました。日本で知られている埋蔵文化財約46万8千ヶ所のうち、水中遺跡はわずか387ヶ所。また日本の約8割の自治体が地元の水中遺跡を把握していない中、國學院大学研究開発推進機構の池田教授は、「徳之島3町の取り組みは日本のトップランナー」と講演。同日はダイバー体験や展示、専門家と来場者が語り合う「サイエンスカフェ」なども実施されました。

■本町亀津出身の國元氏・亘氏、町へ寄附金贈呈
10月22日、(有)正栄工業(本社・大阪府豊中市) の國元正俊代表取締役、富士エネルギ―(株)(本社・鹿児島市) の亘元明会長が町長を表敬訪問し、本町へご寄附をいただきました。國元氏、亘氏は、ともに本町亀津地区のご出身。「徳之島を離れて年をとればとるほど、故郷への強い望郷の念に駆られます。徳之島町の未来へ向けて立派な庁舎もでき、何かできることを気持ちだけでも」と話され、高岡町長へ寄附金を手渡しました。

■第一生命保険(株)と本町が包括連携協定を締結
町役場で10月26日、第一生命保険(株)と本町との包括連携協定締結式がありました。協定は地域社会の発展と町民サービスの向上が目的。協定内容は▽健康の増進▽子育て支援・保育対策▽青少年の育成・教育▽高齢者の支援▽スポーツの振興▽環境保全など、7項目の分野で連携して事業を実施予定。第1弾の事業として、本町家庭教育支援チーム「つむぎたい」が実施する次世代育成講座(パパママ体験講座)の実施が予定されています。

■出産祝金贈呈式、新生児32名対象で今年度最多
今年度3回目となる出産祝金の贈呈式が10月25日、町生涯学習センターでありました。今回祝金を贈呈された新生児は32名。これまで行った贈呈式の中で最も多くの新生児が対象となり、「子宝の島」徳之島の嬉しいニュースとなりました。出産祝金は全国からのふるさと納税による「ふるさと思いやり基金」が活用され、支給額は第1子が10万円、第2子15万円、第3子25万円、第4子35万円、第5子45万円、第6子以降の出産については1子ごとに50万円となっています。

■航空自衛隊も参加し徳之島3町防災訓練実施
徳之島3町防災訓練が10月29日、町健康の森総合運動公園陸上競技場でありました。各町の防災担当者や徳之島地区消防組合、航空自衛隊南西航空方面隊など関係者約100人が訓練に参加。災害時を想定した大型輸送ヘリコプターでの人員空輸訓練のほか、消防・救急車両の試乗やAED(自動体外式除細動器)講習等の消防士訓練体験、自衛隊南西航空音楽隊の演奏会もあり、会場に訪れた一般の来場者も、楽しみながら防災意識を高めました。

■手々ムチタボリ、奄美パーク20周年イベントで披露
10月29日・30日の2日間、『奄美群島 伝統芸能の祭典 島々の饗宴』が奄美市の奄美パークでありました。同イベントは奄美パーク開園20周年記念として開催され、奄美群島12市町村から団体が参加。本町からは手々民芸保存会の皆さんが参加し、本町指定民俗文化財の伝統芸能『ムチタボリ』を披露しました。ムチタボリは例年8月15日に手々集落で行われていますが、近年は新型コロナの影響で行事が中止に。久しぶりに人前で披露する機会となりました。

■陸上自衛隊音楽隊、島しょ演奏会in徳之島開催
陸上自衛隊第8師団第8音楽隊による『島しょ演奏会in徳之島』が11月9日、町文化会館でありました。当日の会場は満員御礼。ソロ演奏や歌・ダンス、コントも交えたバラエティに富んだ内容で、パフォーマンスのたび客席からは惜しみない拍手が送られました。プログラムの終盤では亀津中学校と徳之島高校の生徒も加わり合同演奏。会場は大いに盛り上がりました。また同日は、町保健センター駐車場で陸上自衛隊の戦車や装甲車など、普段見る機会の少ない特殊な車両も展示されました。

■ハロウィンイベント2022、家族連れで大賑わい
『ハロウィンイベント2022』が10月30日、町生涯学習センターでありました。主催の町教育委員会や子ども会育成連絡協議会、ジュニア・リーダークラブ「てぃだまい隊」、家庭教育支援チーム「つむぎたい」などのメンバーが、ハロウィンにちなんだ工作やハーバリウム体験、バルーンアート、ポップコーンなど、様々なコーナーを担当しておもてなし。新型コロナ等の影響で様々な行事が延期や中止となる中、子どもたちが楽しめるイベントが久しぶりに開催されたこともあり、会場はたくさんの親子連れで賑わいました。

■第1回オープンウォータースイミング徳之島大会
『第1回オープンウォータースイミング徳之島大会』が11月5日、6日の2日間にかけ、本町山漁港で開催されました。両日とも、参加者を含め大会関係者でビーチクリーン後に競技を開始。初日は10km 競技、2日目は5km、3km、1km 競技が実施され、延べ約100人がエントリーしました。10km 競技は波や風の影響を受けリタイアも出る厳しいコンディションの中、トップ選手は2時間強ほどでゴール。2日目の競技も順調に進み、ゴール付近では応援に駆けつけた来場者のほか、ゴールした出場選手が競技中の選手を応援する光景も見られ、心温まる第1回記念大会となりました。