歴史に埋もれた腕時計展 22日から下諏訪

 機械式から電池式に移り変わる端境期の腕時計を集めた「歴史に埋もれた腕時計展」が22日から、下諏訪町の観光施設「しもすわ今昔館おいでや」で始まる。諏訪市在住の工業デザイナー岡谷哲男さん(67)がコレクション約15点を展示。水晶振動子を使ったクオーツが主流となる時代の流れの中で忘れ去られた腕時計に焦点を当てる。

 展示するのは、時間を制御するテンプと呼ばれる部品を電池で動かす「電磁テンプ式」と、小型音叉が発する振動を時間を刻むのに利用する「音叉式」の2種類。電磁テンプ式では国産のセイコー・エルニクスやスイス製のラドー・マーストロン、音叉式では世界で初めて商品化された米国ブローバ社のアキュトロンなどを並べる。いずれも1960年代〜70年代前半の時計だという。

 岡谷さんによると、電池式腕時計は高精度、電池の長寿命化の開発が進む中でクオーツ式が一般的になり、電磁テンプ式や音叉式は10年ほどで姿を消した。諏訪精工舎(現セイコーエプソン)で時計デザイナーを務めた岡谷さんは「こうした腕時計もあったという歴史や、技術者たちの開発努力の一端を知ってほしい」と話している。

 10月6日までの毎日午前9時〜午後5時。ロビーでの展示のため、見学無料。


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