上伊那農業高校(南箕輪村)の第102回上農祭は10月7、8の両日、同校で行う。新型コロナ対策で一般公開はせず、体育祭(大運動会)と校内祭を計画し、準備を進めている。一昨年は台風19号で開催が延期され、昨年は新型コロナの影響で校舎内での催しができなかった。上農祭実行委員長の生徒(18)は「私たちは模擬店をやった経験もない。少しでも高校時代の思い出になるように、最後の文化祭を楽しみたい」と話す。

 1日目は校庭で開祭式と大運動会。全校生徒が紅白に分かれてユニーク種目に挑む。部活対抗リレーもある。待望の校内祭は2日目。屋外ステージを使った文化部の発表のほか、校内では各コースで取り組んだ研究や活動の成果を発表する。校内向けに果実などの生産品販売もある。

 閉祭式後の後夜祭では、締めくくりに花火を打ち上げる予定で、地域の人たちへの感謝と応援のメッセージにする。同校近くには伊那中央病院(伊那市)があり、現場の最前線で新型コロナに立ち向かう医療従事者への感謝の気持ちも込める。

 今年のテーマは「笑顔満祭」。笑顔あふれる”お祭り”に―との願いを込めたという。生徒会長(18)は「コロナ禍でいろいろと制限され、行事ができなかった。今年は”お祭り”がコンセプト。コロナ対策をしっかりした上で、みんなで楽しみたい」と話した。

 両日とも保護者を含め一般の参観はできない。恒例の農産物販売は実施しない。