茅野市玉川の蓼科笹類植物園「笹離宮」で、夕布彩画家・鈴木美保さん(48)=北佐久郡立科町=と、写真家・三浦由美さん(49)=北佐久郡御代田町=の2人展「crescent」が開かれている。中秋の名月にちなみ、月を共通テーマとした心温まる作品を展示している。10月4日まで。

 鈴木さんの夕布彩画(昨年までは布絵と呼んだ)は独自の技法で作る。無地の大きな布をいろいろな空を思い浮かべながら何色もの染料で染めてから、大小のお気に入りの空を切り取り、刺しゅうや布で山や星、木などをあしらい、オーダーメードの竹額や自身が手掛けた陶の額に納めている。使い残った粘土から生まれたおしゃれなブローチやネックレス、帯留めなど合わせて約90点が並ぶ。同会場での展示は3回目。

 三浦さんは約15年前からカメラに興味を持ちはじめ、自身が手掛けるハンドメード作品や風景などを撮影してSNS(会員制交流サイト)に投稿していた。縁あって鈴木さんの作品の撮影を手掛けるようになり、初めてのコラボ展となった。ヒマワリやコスモスなどの花のマクロ写真に、生きる勇気が湧いてくるような詩を添えた16点を展示している。

 入園料は大人400円。中学生以下無料。火、水、木曜日は休園。