自然に親しみながら地元の特産品などを楽しめる「第2回のだけグリーンフェスタ」が3日、長崎県大村市東野岳町の野岳湖公園ロザ・モタ広場で始まった。4日まで。
 野岳湖は江戸時代に捕鯨で財をなした深澤儀太夫が築いた周囲3キロの人造湖。新型コロナウイルス禍で中断した「のだけ新茶まつり」に代わり、昨年から実行委が主催している。
 会場にはおこし「へこはずし」といった大村名物のほか、コロッケやフランクフルトなどの出店が並んだ。謎を解きながら湖周辺を巡るウオークラリーも開催。訪れた人たちは買い物やイベントを楽しみ、自然豊かな公園で休日を思い思いに過ごしていた。
 実行委の蔭山幸子さんは「今は野岳の新緑がとてもきれいな季節。周囲の山々の景色や野鳥のさえずりを楽しみながら、のんびり過ごしてもらえたら」と話した。