水位低下の問題を受けて、岐阜県はリニアの工事が行われている沿線の自治体との会議を開催しました。

 この問題は2月26日の時点でJR東海から瑞浪市に連絡されていましたが、岐阜県は5月に入るまで把握していませんでした。

 これを受けて岐阜県は、沿線の自治体との情報共有を図るため、市長や町長が参加する会議を開催しました。

 参加者からは同じような事案が発生しないか不安の声が上がり、情報共有の体制を確認したということです。

 「こうなったらこうするとJR東海なりの手順があったそうですけど、県の報告を聞くと手順通りにスピーディーにJRの対応ができていないから、これだけ不安が広まったのかなと」(瑞浪市 水野光二市長)

 県はこの問題を巡って、近く専門家による審査会を開催する方針を明らかにしています。