医師をめざす大学生が参加して、多数のけが人が病院に搬送されるという想定の訓練がおこなわれました。

 岐阜大学医学部附属病院で行われた訓練は、岐阜市内で大規模な交通事故が発生し、数十人がけがをして搬送されるという想定で学生や医師など、約150人が参加しました。

 学生は、医師役と患者役に分かれて搬送されてきたけが人の様子を確認し、けがの程度によって治療の優先順位をつけるトリアージを行った後、模擬診察をしました。

 岐阜大学医学部附属病院は岐阜県の基幹災害拠点病院に指定されていることから、今後もこうした訓練を行い、緊急時に備えたいとしています。