県内の学校制服を多く取り扱う店が入った雑居ビルで火災「新入生向けの制服に影響はない」長崎

27日朝、長崎市中心部の雑居ビルで火災がありました。怪我人はいませんでしたが学生服販売店のなかが激しく燃えました。

27日午前９時ごろの長崎市元船町で煙が上がっているのは、新入学シーズン直前の学生服の販売店が入る雑居ビルでした。

警察と消防によりますと、27日午前9時10分ごろ、元船町にあるビルの関係者から「１階から炎と黒煙が出ている」と消防に通報がありました。

消防車14台が出て消火活動にあたり、火はおよそ2時間後に消し止められました。

出火当時、ビルの中には10人以上がいましたが、全員逃げ出してケガ人はいませんでした。火元は1階とみられるということで、警察と消防が出火の原因を調べています。

1階には制服販売店が入っていて、この店では長崎県内の中学や高校などの制服を多く取り扱っています。

新入学シーズンを控えていますが、店によりますと「店内に置いていた制服のサンプルは燃えたが、今後お渡しする制服で燃えたものは現在、把握している時点ではない。今回の火事で学生に影響を与えることはない」ということです。