原爆投下後の広島や長崎で住まいを失った人々のために家を建てる活動をしたアメリカ人・フロイド・シュモー氏らの足跡を紹介する展覧会が長崎市で開かれています。

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アメリカ人の植物学者フロイド・シュモー。
原爆投下に心を痛めたシュモー氏は、資金と仲間を集め1949年に来日。

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家族や住まいをなくした人々のため、広島に21戸、長崎では橋口町の山里小学校前に9戸の住居や集会所をつくりました。

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展覧会はシュモーらの足跡を辿り伝える活動をしている広島の「シュモーに学ぶ会」が主催。

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次第に仲間が増えていった家づくりの様子やそこに住んだ人々との交流を伝える写真などが展示されています。

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シュモーに学ぶ会 西村宏子代表:
「なんか分断を今(世界は)そっちの方に向いてるんじゃないかなってなかで、彼らが体現したことっていうのは、今を生きる私たちにも大きなヒントがあるんじゃないかなと思っています」

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国籍、人種、宗教などの違いを越えつくられた平和を象徴する家。展覧会は、今月16日まで開かれます。