長崎県五島市では、ミズイカの産卵がピークを迎えるのを前に、漁業者らが人工的な産卵場所であるイカシバを設置しました。

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ミズイカの産卵場所となるよう五島各地の漁協で作られるイカシバ。クロミシバなど海水に強い木の枝をロープで束ねます。

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今月10日、五島漁協富江支所の漁業者が富江湾の海底に砂袋をつけたイカシバを沈めました。

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五島近海ではミズイカが卵を産みつける海藻が減少し、イカシバの設置が欠かせなくなっています。

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漁業者:
「ミズイカが少なかもんな。卵ば生んでもらわんと。去年少なかったもん」

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ミズイカは7月上旬にかけて産卵後、1か月ほどでふ化し、1年後には約1キロほどに成長するということです。