鈴木長崎市長は、16日の定例会見で、ことしの平和祈念式典の概要を発表しましたが、ロシアやベラルーシ、イスラエルなどの駐日大使を招待するか否かは明言を避けました。

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長崎市は、3年前まで全ての駐日大使を平和祈念式典に招待してきましたが、ウクライナ侵攻を受け、2022年からロシアとベラルーシの招待を見送っています。

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広島市は、ことしの式典にロシアとベラルーシを招待しない一方、ガザ攻撃を続けるイスラエルは招待する方針で、長崎市の判断が注目されています。

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鈴木史朗長崎市長は「国際情勢は日々変動している」として、招待状発送期限の今月末まで情勢をみた上で、大使に危害が及ぶ危険性など『不測の事態』が起こりうるかどうかも基準に判断すると述べました。

ことしの平和祈念式典は平和公園に2,400席程度を設置し、午前10時45分から1時間開かれる予定です。約千人が対象の一般参列は事前の申し込みが必要です。