21日の長崎県内は各地で気温が上がり、島原市ではことし県内初となる最高気温が30度を超える真夏日となりました。

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気象台によりますと21日の長崎県内は高気圧に覆われ、ここ数日、晴天が続いたことも影響し、各地で季節外れの暑さとなりました。

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日中の最高気温は島原市で今年最高となる31.9度で、県内初の真夏日となったほか、各地で7月中旬から下旬並みの厳しい暑さとなりました。

熱中症とみられる救急搬送2件

21日午後4時現在、長崎県内では2件、熱中症とみられる症状で救急搬送されています。

▼諫早市 10代の小学生
 屋内で授業中、軽症
▼島原市 10代の小学生
 小学校グラウンドで午前8時半から運動会の練習していた。
 昼ごろ手足の震えと吐き気を訴え。軽症

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22日の長崎県内は雲が広がるものの、最高気温は南部と北部で27度と予想されていて、熱中症に注意が必要な暑さとなりそうです。

気象台「3か月予報」を発表

福岡管区気象台は21日、九州北部地方(山口県含む)の向こう3か月の天候の見通しを発表しました。

気象台によりますと、向こう3か⽉、暖かい空気に覆われやすいため気温は⾼いでしょう。降⽔量は、前線や湿った空気の影響を受けやすいため、平年並か多い⾒込みです。

気象台では、平年より気温が高いため、熱中症や農作物の管理等に注意し、梅雨前線の活動が活発になる時期もある見込みで、大雨へ早めの備えをするよう呼びかけています。

月別の天候

6月:前線や湿った空気の影響を受けやすいため、平年に⽐べ曇りや⾬の⽇が多いでしょう。

7月:期間の前半は、前線や湿った空気の影響を受けやすいため、平年に⽐べ曇りや⾬の⽇が多いでしょう。期間の後半は、平年と同様に晴れの⽇が多い⾒込みです。

8月:平年と同様に晴れの⽇が多いでしょう。