マダニが媒介する感染症にかかった長崎市の80代の女性が、今月17日に死亡したことがわかりました。

長崎市によりますと、今月15日、長崎市内に住む80代の女性が発熱や意識障害が出て医療機関に入院していましたが、その2日後に死亡しました。

その後の血液検査で、女性はマダニが媒介する感染症SFTSに感染していることが確認されました。長崎県内では今月12日までに6人の感染が確認されています。

長崎市では、草むらなどマダニが多く生息する場所へ入る際は、肌の露出を少なくするなど、マダニに噛まれない対策を呼びかけています。