長崎県警の50代の男性警部補が部下の育児休暇の相談を取り合わないなどのハラスメント行為をしたとして、本部長注意の処分を受けていたことが分かりました。

処分を受けたのは長崎県警本部所属の50代の男性警部補です。

県警監察課によりますと、男性警部補はおととし7月から去年6月にかけて、部下の男性警察官からの育児休暇取得の申し出を取り合わなかったほか、この男性警察官を含めた部下2人に対して、無視したり、業務能力を侮辱したりしたということです。

被害を受けた警察官が別の上司に相談し、一連のハラスメント行為が発覚。

長崎県警は先月末付で男性警部補を本部長注意の処分としました。

男性警部補は「指導の範疇だったと思うが、悪口を言ったことは悪かった」と話していて、依願退職したということです。