実際の仕事に触れて興味を持ってもらおうと、長崎県諫早市の創成館高校で10日、県内企業による“体験型”の企業説明会が開かれました。

説明会では社会人の第一歩 “名刺交換”のマナーから学びました。

10日、諫早市の創成館高校で開かれた説明会は“体験型”がテーマ。
高校生たちが、これまで目にすることはあっても触れたことがなかった地元企業の仕事に挑戦します。

県内20以上の企業が参加した説明会では、各企業が実際の仕事を体験できるブースなどを設置。生徒は、ドローンの操縦や建設機械の試乗のほか、ジェラートづくりなど様々な仕事を体験しました。


このうち自衛隊のブースではVR(=仮想空間)を見ることができるゴーグルを使い、ブルーインパルスの操縦席の世界を体験しました。

参加した生徒は「普通の仕事では体験できないようなところがあっていいなと思います」と話していました。


主催したnps株式会社 植杉 親優 社長は「地元企業は身近な存在のはずだが、仕事内容まで把握している高校生は少ない。ちょっと体験してみるのが重要なのではないか」と話しています。

創成館高校では、来年春に就職を希望する3年生のうち、8割〜9割ほどが県内企業に進むということで、今後も企業説明会を開きたいとしています。