五島市で、基幹作物の一つ・葉タバコの種まきが行われました。

直径1ミリほどの葉タバコの種は水に混ぜ、ジョウロでまきます。五島市増田町の共同育苗施設では、市内4つの地区の農家40軒分の畑およそ78ヘクタールに植えられる苗を作るための種まきが行われました。

NBC


来年からは、「わき芽」と呼ばれる不要な芽がつきにくくカットする手間が省ける新品種に切り替えるため、今年、全ての農家で、およそ3割、新品種を試験栽培します。

西九州たばこ耕作組合道脇実喜夫代表監事「自分で作るのは初めてですので、試行錯誤しながら、勉強しながら来年の品種転換に向けて1つでも多く勉強できればなと思っております。」

一週間ほどで発芽した後、各農家で仮り植えし、10センチほどに育つ3月上旬、畑に本植えされます。