長崎県西海市が物産品の送料を補助する制度を悪用し、およそ180万円を不正に受け取ったとして市は男性職員を23日付で懲戒免職処分としました。

NBC

懲戒免職処分を受けたのは西海市福祉保健部江島診療所の44歳の看護師です。

市によりますと、看護師は、おととし11月から5か月にわたり市民が市外の家族や知人などに物産品を発送する際、市が送料を負担する『西海ふるさと便事業』を悪用してフリマアプリで市の物産品を販売。

実際には市が負担した1,382件分の送料 およそ180万円を購入者から不正に受け取ったということです。

さらに看護師は今年1月、大阪の実家で父親の顔を殴るなどして全治およそ3か月の大ケガをさせた傷害の容疑で逮捕・起訴されていました。

西海市はこれらを含む6件の違反行為があったとして、23日、この看護師を懲戒免職処分としました。