西九州新幹線の開業から23日でちょうど半年です。
長崎駅ではハーフバースデーを記念する出発式が開かれました。
またJRなどが実施した『デスティネーションキャンペーン』で長崎県への観光客が昨年の同時期と比べ3割弱増加したということです。


HKT48メンバー:
「ようこそ長崎駅へ!西九州新幹線かもめを盛り上げましょう!」


西九州新幹線かもめや沿線の魅力を発信しようと、JR九州では福岡が拠点のアイドルグループ、HKT48とタイアップし、ハーフバースデーを記念するキャンペーンを行っていて、23日は長崎駅で出発式が行われました。

開業から半年間の西九州新幹線の利用者数は 113万9千人で、コロナ前の2018年度の特急かもめと比べると101%の微増となっています。

JR九州鉄道事業本部 営業部営業課 浦佑希さん:
「これからもですね、沿線の皆様に"我が町の列車”じゃないですけど、私たちの列車だと思ってもらえるように愛してもらえればと思います。」

HKT48メンバー:「出発!」

キャンペーンは6月10日までで、西九州新幹線の各駅にHKT48メンバーの等身大パネルなどが設置されます。

一方、去年10月から12月にかけて、JRグループと長崎・佐賀県が合同で行った『デスティネーションキャンペーン』などにより長崎県への観光客数は、前の年の同じ時期と比べて28.2%、142万人増加したことが分かりました。

これに伴う県内への経済波及効果は、推計で198億円にのぼるということです。