ちょっとひととき…懐かしい “昭和の長崎”を感じてみてください。
NBCライブラリーに残る 昭和40年代の貴重な映像の一コマです。
高度経済成長期の昭和40年代、長崎一の繁華街”浜町”は、多くの買い物客で賑わっていました。
そんな中、昭和44年(1969年)6月、浜町の商店街に新たな大型ショッピングビルが完成しました。家電販売や不動産事業を手掛ける地元の浜電気が建設した「浜ビル」です。
オープン当日、ビルの前には買い物客の長い列ができ、開店と同時になだれ込むように店の中に入っていきました。
家電売り場には、当時高級品だった電子レンジが陳列されており、人々が物珍しげに足を止めています。
地下の売り場には「化粧品店」「靴屋」「洋傘店」「かばん屋」などが並んでいます。
岡政、浜屋両デパートなどを中核とした浜町商店街に、新たに「浜ビル」が加わったことで、中心市街地の商戦はさらに激しくなっていきました。
買い物客には、まだ和装の人も多く見受けられます。昭和の商店街の活気に溢れた映像です。
放送局が撮影した 長崎の映像を配信している“ユウガク”より