長崎市などでスーパーを展開する ジョイフルサンアルファ は、買い物客と楽しみながら食品ロス削減に取り組む『ハピタベ』という活動を始めています。

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『ハピタベ」とは、消費期限が近い一部の商品に貼る “シール”を買い物客が集めると、“商品が当たるカプセルトイ” や “寄付”に参加できるというもので、東京の企業『ミライデザインGX』が考案しました。

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ミライデザインGX 濱田 岳社長:
「“ハピタベ”とは、幸せの”ハピネス”と“食べる”をひっつけて“ハピタベ”という造語になります。
長崎以外でも静岡、京都、新潟でも実施していますが、確実に食品ロスが削減できていますし、お客さんが喜ぶ、その地域のこども食堂などに寄付が回るなど、成果がわかりやすく出ています」

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ジョイフルサンでは去年、スーパー全店舗であわせて600万円あまりの廃棄が発生していて、顧客にもメリットがある活動に取り組もうと、今年4月から2店舗で『ハピタベ』を始めました。

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ジョイフルサン 西口 千尋さん:
「お客様にも、より楽しんで “シール”を集めていただく、より親しんでガチャガチャを回したりと、浸透してきたかなと思います」

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ジョイフルサンでは、江川本店と新大工町ファンスクエア店で「ハピタベ」を実施していて、シールを10枚集めると“カプセルトイ”を1回できるほか、こども食堂などへ、シール1枚につき1円の寄付をすることもできます。

ジョイフルサンでは今後、「ハピタベ」の実施店舗や対象商品の拡大を検討しています。