長崎県五島市にあるアコウの大木が伐採されるのを防ごうと、アメリカから五島市に移住した男性が、木が立つ古民家を敷地ごと買い取り、このほどゲストハウスとしてオープンさせました。

NBC
NBC

五島市大浜地区にあるアコウの大木──樹齢250年といわれています。

NBC

アメリカ出身 ニコラス・サットンさん:
「自分にとってパワースポットなんですよ。このアコウの木。この大浜地区の宝物」

NBC
NBC

アメリカ出身のニコラス・サットンさんは、7年前に妻の故郷である五島市に移住して以来この木がお気に入りでしたが、近く伐採されると知り、木が立つ古民家を敷地ごと買い取って改修を進めてきました。

NBC

そして今月、英会話なども学べるゲストハウス『あこうハウス』としてオープンしました。

NBC

ニコラス・サットンさん:
「よか天気ですね。アコウの木のお陰だと思います」

NBC
NBC

建物は木造2階建てで、元々あった梁や柱を活かしつつ、和モダンで落ち着く空間に。

NBC

ニコラス・サットンさん:
「入ってすぐ土間で大きいテーブルがあるんですけど、テーブルの真ん中に囲炉裏があります」

NBC

客室は4部屋あり、最大15人まで宿泊できます。
夫婦二人三脚で準備してきました。

NBC

妻 仁美さん:
「ここまでの道のりが、すごく長かったので、とても緊張しています。この日を迎えられたことをすごく嬉しく思っています。」

NBC

ニコラス・サットンさん:
「外国人だったり、英語に興味がある日本人がここに集まって、色んな人を呼んで交流できる場所にしたいなと思っています」

NBC
NBC

夫婦で営む『あこうハウス』は予約制で、1人1泊およそ6,000円となっています。