長野県松本市の住宅に2人組が押し入り、現金などを奪って逃げた強盗事件。すぐ近くの空き家でも部屋が荒らされる被害があったことがわかりました。警察が関連を調べています。

■「金を出せ」刃物突き付け

事件現場(長野県松本市)

5月6日未明、松本市保福寺町の住宅に2人組の男が押し入り、住人の男性に刃物を突き付けて「金を出せ」などと脅し、体を縛って家にあった現金十数万円を奪って逃げました。警察が行方を追っています。

■近くの空き家でも荒らされた跡

近くの空き家

また、この住宅のすぐ近くの空き家も荒らされた跡があったことが警察への取材でわかりました。

空き家の管理人に話を聞くと―。

空き家の管理人:
「仏壇からタンスから引き出し、衣類から何からみんな出されていた」

■強盗事件があった時間と合致

近くの空き家 

管理人によりますと、荒らされたのは5月5日の午後2時半頃から6日の午前9時頃までの間です。

強盗事件があった時間と合致しています。

何が盗まれたかははっきりしていませんが、警察に被害届を出しました。

警察は強盗事件との関連を調べています。

■栃木、群馬でも同様の事件

近くの県でも住宅を狙う2人組の強盗事件が相次ぐ

一方、近くの県でも住宅を狙う2人組の強盗事件が相次いでいます。

4月30日には栃木県日光市で、8日未明には群馬県安中市で起きていて、警察はこちらも関連を調べています。