信州生まれのブランド魚です。長野県が開発した「信州サーモン」の稚魚の出荷が始まりました。今年はデビュー20周年。全国的にも評価が高く品薄になるほどの人気です。

水槽を泳ぐ体長6センチほどの稚魚。「信州サーモン」です。

養殖業者への出荷が5月17日から始まりました。

信州サーモンは県の水産試験場がニジマスとブラウントラウトを掛け合わせて開発しました。

今年でデビュー20年。

肉厚できめ細やかな肉質は料理人からの評価も高く年々人気が高まっています。

2022年、来日したアメリカのバイデン大統領と岸田首相の夕食会や、2023年のG7軽井沢外相会合でもメニューに取り入れられました。

今では旅館やホテルへの供給が追いつかないほどだということです。

信州サーモン振興協議会・矢花功会長:
「長野県のブランド魚として最近は全国的にもかなり知名度もあがってまいりましたし、要望に応えられるような生産量ができるよう品質ともども精いっぱい努力していきたい」

今年の稚魚の出荷は過去最高だった2023年と同じ約42万尾を見込んでいます。