5月、クマの目撃が相次いでいる長野県大町市で、やぶの草刈りが行われました。

生い茂るツタや葉っぱを草刈り機なども使って取り除きます。作業は、大町市の大町温泉郷で観光関係者や市の職員など約30人が行いました。

大町市内では5月、クマの目撃情報がすでに20件と、2023年の同じ時期より6件多くなっています。このうち18件は温泉郷の周辺での目撃ということです。

大町温泉郷観光協会・柏原智美事務局長:
「(今年は)時期的に早くから出没している感じ。目撃は(草を刈った)直後は減る。安心して散歩していただけるように」

見通しをよくすることでクマと人が鉢合わせするのを防ごうという取り組み。

5月23日は、川沿いの土手などで作業を予定しています。