6月27日に阪神芝2200mで行われる宝塚記念に出走予定で連覇を狙うクロノジェネシス(栗東・斉藤崇史厩舎)。先週、栗東へ帰厩しており、今朝9日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。

 福永祐一騎手(レースはC.ルメール騎手)が跨り、CWで単走。一見すると、頭の高い走りに思えるが、これは起きて走れているだけで、それだけ体が推進しているということ。道中のラップは1Fごとに加速していくという感じで、行きたがったりするようなところもなく、最後の直線を迎える。

 一気にトップスピード、というわけではないが、体全体がスピードに乗っているという走りでゴールへ向かって、しっかりと加速していく。鞍上の手はほとんど動いていなかったが、素晴らしいスピードでゴール板を駆け抜けていった。

 時計は6F84.6〜5F68.2〜4F52.5〜3F38.3〜1F12.0秒。数字としては目立ったところはないが、昨年の宝塚記念2週前追い切りと比べても、動きにどっしり感があり、全身で加速できているような走りがすごく魅力。現時点でこの走りなら、来週以降がどんな動きになるのか、楽しみしかない。

(取材・文:井内利彰)