昨年の中山大障害などを制したマイネルグロン(牡6、美浦・青木孝文厩舎)に右前深屈腱炎が判明し、今後は9カ月以上の休養を要する見込み。JRAが19日、ホームページで発表した。

 同馬は父ゴールドシップ、母マイネヌーヴェル、母の父ブライアンズタイムの血統。叔父に11年の中山GJを制したマイネルネオス、姪にオークス馬ユーバーレーベンがおり、ほかにも近親には多数の活躍馬がいる。

 本馬は20年9月にデビュー。平地では11戦して未勝利に終わり、21年12月から障害路線に転向した。入障3戦目にキャリアを通じて初勝利を挙げると、23年春に才能が開花。障害オープンを連勝して挑んだ東京HJで初タイトルを獲得すると、暮れの中山大障害も制してJRA賞最優秀障害馬に選出された。

 今年は阪神SJから始動して7馬身差の快勝。続く中山GJでは6着で、レース後に右前肢跛行と発表されていた。

(JRAのホームページより)