22年の中京記念を制したベレヌス(牡7、栗東・杉山晴紀厩舎)が15日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は石川県珠洲市の珠洲ホースパークで乗馬になる予定。同日、JRAがホームページで発表した。

 同馬は父タートルボウル、母カフヴァール、母の父デュランダルの血統。

 19年8月に小倉の新馬戦でデビュー。2戦目の未勝利戦で初勝利を収めると、翌年のひめさゆり賞(1勝クラス)を12番人気の低評価を覆して制して2勝目を手にした。重賞初挑戦となったラジオNIKKEI賞は9着だったがその後、自己条件を着実に勝ち進んで21年谷川岳Sを勝利しオープン入り。

 久々の重賞となった22年の中京記念で初タイトル。当時主戦を務めていた西村淳也騎手に重賞2勝目をプレゼントした。23年11月からは6歳にして障害戦に転向。障害初戦で3着と素質を見せると次戦で勝ち星を手にし、ラストランは今月4日の新潟競馬場での障害4歳上オープンだった。通算成績は32戦6勝(うち重賞1勝、障害戦5戦1勝)。

(JRAのホームページより)