自己条件で必勝態勢だ。毎日杯で5着だったスマートワイス(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)が、土曜京都9Rのメルボルントロフィー(3歳・1勝クラス・芝1600m内回り)で2勝目を狙う。

 スマートワイスは父ロードカナロア、母スマートレイアー、母の父ディープインパクトの血統。母は17年の京都大賞典など重賞4勝。短距離から長距離まで幅広くこなし、8歳まで現役を続けた。そして叔父のプラチナムバレットは17年の京都新聞杯を制している。

 ここまで3戦1勝。2戦目の未勝利(京都芝1800m)を好時計勝ち。続く前走の毎日杯は5着に敗れたが、いきなりの重賞チャレンジ、さらには初の道悪と厳しい条件が重なったので、むしろ健闘といえる内容だった。

 今回は確勝を期して自己条件へ。これまでのレースぶり、そして血統面から、初のマイルも不安なし。引き続き武豊騎手の手綱で落とせない一戦となる。