元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が20日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。26日(日)に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は複数頭の名前を挙げたが、無敗の皐月賞馬ジャスティンミラノ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)を「この馬を取り上げなければ始まらないでしょう」と真っ先にピックアップした。以前の出演時にも「本質は大箱コース向き」と語っていた同馬。友道師と戸崎騎手が口を揃えてダービー向きとしていた点も踏まえ、「レコード決着の小回り戦がベストとは到底思えない」「皐月賞は絶対的な能力がそれだけ抜けていた」と結論付けた。

 馬体の仕上がりに関しても前走以上を強調する。「皐月賞は余裕も感じられる馬体写真だった」としたが、今回は「前躯の筋肉は内側から弾けてしまいそうなほどパンパンで、例えるならキングカメハメハ」と、かつてのダービー馬を引き合いに出して絶賛。ダービー3勝を誇る友道厩舎に抜かりはなく、万全の状態だと述べた。



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