名牝ラキシスを母に持つレッドミラージュ(牝5、美浦・栗田徹厩舎)が、日曜東京8Rの青嵐賞(4歳上・2勝クラス・芝2400m)で3勝目を狙う。

 レッドミラージュは父キングカメハメハ、母ラキシス、母の父ディープインパクトの血統。母は14年のエリザベス女王杯、15年の産経大阪杯の覇者。叔父のサトノアラジンは17年の安田記念など重賞を3勝している。

 ここまで10戦2勝。一昨年の夏から秋にかけて未勝利(新潟芝2400m)、1勝クラス(東京芝2400m)を連勝した。その後、2勝クラスでは10着、5着、2着、8着。安定感に欠けるものの、噛み合えば勝てる力があることは間違いない。

 東京芝2400mは近2回が物足りない走りだが、1勝クラスを好時計で勝っているので、適性はある。鞍上は未勝利を勝って以来となる戸崎圭太騎手。条件は揃っているだけに、1年7カ月ぶりとなる勝利を期待したい。