D2C寝具ブランド「NELL」を展開するMorghtはこのほど、ANOBAKA、TLM、及び個人投資家複数名を引受先とする第三者割当増資及び借り入れにより、総額1億円超の資金調達を実施たと発表した。調達した資金を用い、さらなる顧客体験価値の向上のための商品開発を目指す。

2018年5月設立のMorghtは、D2C寝具ブランド「NELL」を展開。1年以上にわたる開発期間を経て、2020年10月に販売を開始した第1弾商品の「NELL マットレス」は、寝返りを科学し、からだの痛みにアプローチするマットレス。発売以来好評を得ている同商品は、2021年3月には月間で数百台の注文を得るまでに成長している。


「NELL マットレス」は月間数百台受注の人気商品

「NELL マットレス」販売数の増加に伴い、さらなる顧客体験価値の向上のための商品開発を目的とし、今回の資金調達を実施した。睡眠市場は既に1兆3000億円の規模があり、潜在市場も含めると5兆円の市場規模と言われている。今回調達した資金を用い、ユーザーの睡眠の質の向上により一層注力すべく、マットレス以外の寝具関連製品の研究開発や、睡眠に関わるデバイス開発に取り組んでいくとしている。また、製品の魅力をより多くの方に届けるための広告展開や、オフラインイベントによるリアルの場での体験機会の創出など、ブランド価値の向上に向けて積極的な事業投資を行っていく考えを示した。

資金調達に伴い、Morghtの土井皓貴代表取締役は、「睡眠は誰にとっても、毎日欠かすことができない大切な時間であり、日々の生活に与える影響はとても大きいです。しかしその質の向上のために『何とかしたいけど、何をすれば良いのかわからない』という方が、非常に多くいらっしゃることを感じます。その『何とかしたい』という気持ちを埋めるためには、まずは質の高い寝具を使うことから試してみてください」と話す。


Morght 土井皓貴代表

さらに、土井代表は「『NELL』は、D2Cという事業モデルを採用しています。そのメリットを最大限ユーザーに還元することで、既存企業よりも質の高い寝具を適切な価格で提供することが出来ています。現在、『NELL』の製品はまだマットレスのみですが、今回の資金調達を機に寝具製品のラインナップを拡充していきます。既に開発を進めている製品もありますが、どのアイテムにも決して妥協はせず、睡眠の質を向上させる寝具作りに真剣に向き合っています。新型コロナウイルス感染拡大の影響により家で過ごす時間が増えたことで、多くの人にとって一緒に生活する”モノ”を見つめ直す時間も増えたのではないでしょうか。その一端を担う私達は、睡眠の質の向上が日本経済を更に盛り上げ、活気を取り戻すために絶対に必要なピースだと信じ、『NELL』のブランドを強く、大きくして参ります」とコメントしている。


【引受先からのコメント】

◆ANOBAKA パートナー 萩谷 聡氏

「代表土井さんの圧倒的な事業推進力、そして睡眠市場への解像度の高さ、熱い想いに共感し、出資させていただきました。これまで日本人の睡眠への課題は問題視されてきましたが、今回新型コロナの影響でより良い睡眠環境を構築したいというニーズは更に高まっています。morght社は睡眠への課題に真正面から向き合い、質の高いプロダクトを作り、提供しています。『NELL マットレス』を体験すれば、morght社の本気が伝わるはずです。土井さん率いるmorght社が世界を代表する睡眠ブランドを築き上げることを期待しています」


◆TLM プリンシパル 岡澤 雄介氏

「代表の土井さんとは、彼が前職で採用イベントをやりまくってるときからの付き合いです。何度も飲みに行ったりしていくうちに、当時まだ20歳という若さでありながら前職での活躍や彼の視座、ポテンシャルに惚れ投資させていただきました。そんな彼が睡眠のメカニズムを1から学び、生産工場その他細部についてもこだわりぬき、最高のマットレスを作り上げました。一ユーザーとして、心の底から”最高”といえるマットレスです。本当にたくさんの人に体験してほしいと叫びたくなるプロダクトです。ここから土井さんの圧倒的推進力によるMorght社及び『NELL』ブランドの成長に、心の底から期待しています!!!」


◆バルクオム 代表取締役CEO 野口 卓也氏

「円熟したクラフトマンシップによって日々の生活をより豊かにする商品開発。スタートアップが可能にするダイナミックなスケーリング。Morght社はまさに、D2Cの真髄であるこの掛け合わせを手にして、驚異的なトラクションを生み出す入り口に立っています。大成功を匂わせる土井社長のオーラにも惹かれました。『NELL』の巻き起こす睡眠のイノベーションを間近に見守りたいと思います」


◆アンカー・ジャパン 代表取締役 井戸 義経氏

「人生の3分の1はベッドの上で過ごすとはよく言われますが、その時間を支えているのはマットレスです。ですが、消費者の方々はどれだけマットレスの購買体験に満足しているでしょうか。自分が欲しいサイズは分かっている。しかしそこから先、価格も数万円から何十万円まであり、それぞれのブランドがうたう機能性の優劣も分かりにくい。選んだマットレスに自分が払った金額も適切なのかよく分からない。自分自身のマットレス購買体験もそのようなものでした。今や様々な消費財の領域にいわゆるD2Cの概念が持ち込まれ、プロダクトが生み出され、選ばれ、体験される形が塗り替えられています。『NELL』は、マットレスという誰もが使うプロダクトで、ユーザーと直接つながり新しい価値や体験を生み出そうとしています。『NELL』チームの挑戦に期待しています。」


Smartly.io 日本事業責任者 坂本 達夫氏

「実は僕がMorght社にエンジェルとして投資したのは1年以上前、ひとつ前のラウンドでした。当時とはマジで全く異なる事業へと変貌しましたが、土井さんの大きなビジョンとパワフルな推進力で『NELLマットレス』が想像以上の角度でリリースから伸び続けています。ホント自分のことのように嬉しいですね(評価益出てるからではないですよ)。これまでは中々立ち上がらないプロダクトと向き合う苦労でしたが、今後はビジネスと組織の急成長に揉まれて、夜も寝れないぐらいめちゃくちゃ前向きに苦労しまくって欲しいです!」


株式会社Branding Engineer 代表取締役COO 高原 克弥氏

「土井さんはBranding Engineer四年目の頃に高校生ながら電撃入社し事業部立ち上げを行うなど、BEの創業期で非常に目立った存在でした。そんな土井さんが会社を立ち上げるということで、創業してから今日まで何度かお会いさせていただいていましたが、お会いするたびに事業に対する目線や解像度があがっており、今後土井さんがどのような存在になるか楽しみです。土井さんの目指す上場も果たし大きな経営者になることを楽しみにしています」



【引受先情報(順不同)】

・ANOBAKA(KVPシード・イノベーション2号投資事業有限責任組合)
・TLM(TLM2号投資事業有限責任組合)
・野口 卓也(株式会社バルクオム 代表取締役CEO)
・井戸 義経(アンカー・ジャパン株式会社 代表取締役)
・武永 修一(株式会社オークファン 代表取締役)
・成田 修造(株式会社クラウドワークス 取締役副社長)
・中村 壮秀(株式会社アライドアーキテクツ 代表取締役)
・島田 大介(株式会社インサイトコア 代表取締役)
・坂本 達夫(Smartly.io 日本事業責任者)
・伊神 潤(株式会社blitz 代表取締役)
・西尾 健太郎(株式会社ゲームエイト 代表取締役)
・高原 克弥(株式会社Branding Engineer 代表取締役COO)
その他、個人投資家3名